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駆除・防除方法について

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ダストンの駆除方法について

直接処理

害虫めがけて直接に処理する方法。(スプレーなど)
効果 … 直接的で効果の発現も早いが、一時的で薬剤に無駄が多い。


空間処理

室内空間などに殺虫剤を霧や煙状にして処理する方法。
効果 … 飛翔する害虫に対する効果が高い。

直接散布 下水溝、ゴミ等に油剤や乳剤の希釈液を直接散布。低濃度希釈液を大量に撒いたり、時にはじょうろや柄杓を使用。
噴霧 油剤や乳剤の希釈液を、噴霧器(ハンドスプレー、肩掛式手押噴霧器、動力噴霧器など)を用いて散布。液体粒子は100~400ミクロンと比較的大きい。少量の薬剤を均一に散布するのに便利。空間散布、壁面散布、発生源への濃厚液散布に使用されている。
煙霧 油剤を噴霧より細かい粒子で処理。煙霧機を使用する。湿潤煙霧25~50ミクロン、乾燥煙霧25ミクロン以下と粒子がとても細かいので煙に見える。発射直後は空間を浮遊。密閉室内(30~60分密閉)、浄化槽の中などや、主に屋外で使用する。
ULV
(Ultra Low Volume)
微量濃厚散布。ULV機を用いて高濃度の薬剤を少量散布。5~20ミクロンと、非常に細かい粒子で、空間に浮遊する時間が長い。そのため、害虫への接触チャンスも高い。専用のピレスロイド水性乳剤が使用される。
散粉 粉を撒くこと。かつては衣服、樹木、ゴミ、草むらに使用されていたが、粉で汚染されることが嫌われ、需要が少なくなった。殺鼠剤では餌材料に混ぜて毒餌を作ったり、ねずみの通路やゴミの上に撒いて使用する。(身体を舐めて掃除をするねずみの習性により粉剤を摂取することを狙ったもの)
燻煙 燻煙剤に着火すると数分内に殺虫成分が煙として放出。粒子は2ミクロン程度でULVより小さい。室内空間に充満し、ゴキブリやダニの潜む隙間にも十分浸透する。(蚊取線香もこの一種)
蒸散 殺虫成分を空中に蒸散させる方法。樹脂蒸散剤(常温で蒸散)と加熱蒸散剤(加熱して蒸散)がある。樹脂蒸散剤は、合成樹脂の短冊状基材にジクロルボスを約20%含んだもので、室内に吊るしておくとジクロルボスのガスが室内に充満して殺虫する。大きな空間を短時間に処理するときには樹脂蒸散剤を加熱する方法もある。加熱蒸散剤は、化学反応による発熱によって殺虫成分を蒸散する。揮散力の低い成分や短時間に蒸散させるために加熱する。

ベイト処理(毒餌)

殺虫成分や殺鼠成分を餌に混ぜ、これを食べた害虫やねずみを殺す方法。

ねずみ 殺鼠剤の大部分はこれまでベイトとして処理。効果を上げるには喫食忌避性の低いことが最重要。抗凝血剤のクマリン系殺鼠剤が多用されてきたのは、その忌避性の低さにある。
ゴキブリ ジャガイモ+ホウ酸のホウ酸だんごが普及。これが市販され、忌避性が低く安全性が高いことから消費者に好まれている。しかし効果の発現が非常に遅いのが難点。最近の主流はヒドラメチルノンを主剤としたベイト剤。ジェル状のベイトをベイトガンでゴキブリの潜み場所となる隙間に効率よく充填。摂食効果が高く、これを食べたゴキブリの糞を他の虫が食べて死ぬというドミノ効果もあって害虫駆除業者の業務用として多用。
イエバエ 食毒効果の高いトリクロルホン等の一部の有機リン剤がかつて用いられていた。

捕虫器

飛翔昆虫(コバエ・蚊など)を捕まえる機器を設置し、捕獲する方法。昆虫が好む光と香りを出して誘引し、粘着シートで捕獲する。電撃殺虫機とは違い、虫が焦げる臭いやバチバチという音も出ず、死骸が落ちることもない。粘着シートは見えないように作られており、景観を損なうことなく捕虫できる。


ウィンドウバリア

窓用防虫フィルム。飛翔昆虫は、紫外線の波長を感知して集まる性質を持っているので、紫外線をカットするフィルムを窓に貼り、飛来を防ぐ方法。

害虫駆除・害虫防除のことは、株式会社ダストンにお任せください。

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